ルノーのスポーティングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、2008年にフェルナンド・アロンソがマクラーレンを離脱し、ルノーに戻ってきたのは間違いだったかもしれないと語る。フェルナンド・アロンソは、2007年にマクラーレンと衝突し、契約を破棄して1年限りでチームを去った。アロンソはマクラーレンでタイトル争いをしていたが、当時ルノーは困難なシーズンを送っており、その後の2年はアロンソにとっても不遇のシーズンとなった。
「(マクラーレンで)何が起こったかは知っている。そして、彼は戻ってきた」とスティーブ・ニールセンは語る。「実際、それは間違いだったかもしれないと思っている。彼が同意するかどうかは分からないが、彼は私が彼のことが好きだと知っている」「あのとき彼のマネジャーだったら『聞いてくれ、君はここに残って、あいつ(ルイス・ハミルトン)を打ち負かさなければならない。まず第一に最高のクルマを手にしてわけだし、来年チャンピオンになるためにはマクラーレンに残るのが最大のチャンスだ』と伝えていただろう」