ルノーF1は、フェルナンド・アロンソが12月に若手ドライバーテストとして予定されているアブダビでのポストシーズンテストで走行できるようFIAに許可を求めている。フェルナンド・アロンソは、2021年にアルピーヌF1へとチーム名を変えるルノーでF1に復帰する。2年間F1から離れたアロンソは40歳でのF1復帰となる。
アブダビテストは、理論的には2戦以上のF1世界選手権に出場したことのないドライバーを対象としているが、FIAからと特別な承認が下りれば、フェルナンド・アロンソは参加することができる。ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは、今シーズン中の金曜フリー走行でフェルナンド・アロンソを走らせることを除外している。「当初は、走れるときに走れればいいと言う感じだった」とシリル・アビテブールはコメント。「しかし、今では彼は現在のマシンであっても本当に走ることを望んでいるという感触を得ている」「そのため、我々はそれを行う機会を検討しているが、非常に賢明でなければならない」「FP1については話していない。率直に言って、彼はその必要はない。FP1で露出する必要はない。我々が明らかに必要としているのはセットアップの機会だ」「だが、我々は彼がマシンに乗っているのを見たいと思っている。彼がそれに飢えていることを感じることができるからね」「テスト基準に基づいてそれを実現できるどうかを確認する必要がある。そのため、我々はFIAと話し合っている」ルノーF1のパフォーマンスは上昇傾向にあり、先週末のF1トスカーナGPではダニエル・リカルドが4位入賞を果たした。シリル・アビテブールは、その好成績により、フェルナンド・アロンソの熱意がさらに高まったと語る。「当初は未来についての方がはるかに重要だった」とシリル・アビテブールは語る。「2021年のことは忘れよう、2021年は対象外にして、2022年に本気で取り組もうという感じだった」「しかし、フェルナンドは、我々がコース上で興味深いバトルをし始めていることを見て、ポジティブに血を巡らせたいと考えている。彼は何か得られるものがないか知りたがっている」