ルノーは、ロータス買収の手続きを正式に完了した。これを受け、ロータスの未払いに対する訴えは取り下げられている。 F1での将来について話し合いを続けてきたルノーだが、12月に入ってすぐにロータス買収を正式に発表。そして、買収の話し合いが進められるよう延期されていたロータスの未払いをめぐる訴訟が21日(月)に再開したのを機に、ルノーの弁護士は買収の完了を明らかにした。
ルノーの弁護士は、高等法院の裁判官に「我々は株式取得を完了しました。言わば、鍵は我々の手に握られています」とReuters に語った。 英国歳入税関庁は、税金の未払いによるロータスへの訴えを取り下げた。 ロータスのCEOを務めるマシュー・カーターは「全てが完了した。先週末、債権者への支払いができる状態になった。今日はこなすべき手続きを完了させたに過ぎない」と Autosport に述べた。ルノーは、チーム名称や上層部の体制、チームパートナーなどの詳細を2月に開催するイベントにおいて発表すると述べている。暫定的にルノー・スポール会長ジェローム・ストールがチェアマンに、ルノーF1のマネジングディレクター、シリル・アビテブールがマネジングディレクターに指名された。ルノーは「テクニカルチームは、2月末のバルセロナテストで2016年型マシンをテストするための準備を順調に進めている」と述べた。ドライバーに関しては、パストール・マルドナドとジョリオン・パーマーがコンビを組むことになっている。
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