ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、チームの所有者に関する報道を明確化した。イタリアの Autosprint は、フランスの自動車メーカーであるルノーが、ルクセンブルグに拠点を置く投資会社ジェニイ・キャピタルに残りのチーム株式を売却したと報道。しかし、新しくスポンサーとなったグループ・ロータスがチーム株式を買収したのか、もしくは将来的に売却する意向があるかについては不明瞭なままになっている。
同誌は、実際にはジェニイ・キャピタルがチーム株式を100%所有していると説明。「ルノーはF1のリソースに再び集中させることに決定し、ジェニイ・キャピタルに残りの25%を売却した」とエリック・ブーリエは認めた。エリック・ブーリエは、現時点でのロータスとの長期的な合意は基本的にスポンサーシップであるが、将来的に「ロータス・カーズが株主になる」可能性もあると述べた。ロータス・ルノーGPの2011年マシン「R31」は来月のバレンシアテストでデビューするが、その段階でマニエッティ・マレリ社のKERSシステムが搭載されるかは未定だとエリック・ブーリエは述べた。また、グループ・ロータスの親会社であるマレーシアの自動車メーカーのプロトンに所属する25名のエンジニアが、2年間F1チームで仕事をするために送り込まれる判明している。「新鮮なアイデアと新しい考え方を得るには良い方法だ」とエリック・ブーリエは述べた。
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