レッドブル・レーシングは、ローラン・メキースを新たなCEO兼チーム代表に任命したことを正式に発表した。発表によれば、この人事は即日発効となり、メキースはF1オペレーション全体を指揮する立場を担う。ローラン・メキースは2024年からレーシングブルズでチーム代表を務めており、その職責を終えてレッドブルの本隊へと移籍。ミルトンキーンズとファエンツァの両拠点にまたがるレッドブルの現場に精通しており、グループ内での昇格という形になった。
ローラン・メキースは次のようにコメントしている。「この1年半、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズを率いることができたのはまさに特権だった。ファエンツァとミルトンキーンズの両拠点で働く優秀な人々すべてに感謝したい」「これから先を見据え、オラクル・レッドブル・レーシングという、スポーツ界でもっとも成功し、ダイナミックなチームのCEO兼チーム代表を務めることに大きな期待を抱いている」「レッドブルの精神を体現する、この素晴らしい人々のグループの一員になれるのは光栄だ。クリスチャン・ホーナーが20年にわたって築いてきた驚異的なレガシーを土台に、我々は共に素晴らしい成果を達成していくつもりだ」今回の人事にあたり、レッドブル・グループのコーポレート・プロジェクトおよび投資部門CEOであるオリバー・ミンツラフも声明を発表し、ホーナーの功績を称えた。「この20年間にわたるクリスチャン・ホーナーの卓越した貢献に心から感謝したい。彼の絶え間ない献身、経験、専門知識、そして革新的な思考によって、レッドブル・レーシングはF1でもっとも成功し、魅力的なチームのひとつへと成長を遂げた」「すべてに感謝する、ありがとうクリスチャン。あなたは今後も我々のチームの歴史において、常に重要な存在であり続ける」「そしてもちろん、ローラン、ようこそ。我々はこの新たな挑戦において、あなたの活躍を心から願っている」メキースの新体制が、ホーナー時代の遺産をどのように継承し、さらなる成功へ導くかに注目が集まる。
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