レッドブルは新しいF1風洞の計画申請を取り下げたが、それはより新しく、より適切な風洞を設置する場所を見つけたからに過ぎない。 F1アナリストでブロードキャスターのサム・コリンズは月曜日、Xを通じて、レッドブルがミルトン・キーンズに計画していた新施設の建設申請を取り下げたことで、レッドブルの計画が「後退」した。
これはレッドブルの今後の開発に大きな遅れをもたらすとの見方もあったが、その後、計画許可取り下げの理由は単にチームが別の場所を見つけたためであることが明らかになった。レッドブルは当初、ミルトン・キーンズにあるテクノロジー・キャンパスの近くに新施設を建設する予定だったが、現在はより適切な場所を見つけたという。オランダの著名なF1ジャーナリストであるエリック・ファン・ハーレンによると、レッドブルの関係者はこの決定が「コストや計画に影響するものではない」と主張しているという。レッドブルは、2026年のF1マシン開発までに新施設を稼働させたいと考えている。現ワールドチャンピオンは現在、フォードの支援による新しいレッドブル・パワートレインズ施設の建設を含む、ミルトン・キーンズ本社の大規模な拡張工事を進めているところだ。F1に参戦して以来、航空機開発のために第2次世界大戦末期に設計された古いRAEベッドフォード研究施設を使用してきたレッドブルにとって、風洞のアップグレードは長年の懸案だった。昨年、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、現在の風洞を "冷戦時代の遺物 "だと表現していた。「我々は風洞で活動していますが、実はこの風洞は指定建造物であり、冷戦時代の遺物だ」とホーナーは語った。「競合他社が享受しているような最新鋭の風洞ではない。1950年代に建設されたもので、寒すぎたり暑すぎたりして、トンネルの条件や運転温度を適切な温度に保つには限界がある」
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