レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスのF1ハンガリーGPの週末のパフォーマンスを「夏休みモード」に入っていると批判した。セルジオ・ペレスは、F1ハンガリーGPの予選でQ2を突破できなかった。1回目のアタックで記録した1分18秒516がターン5のトラックリミット超過で抹消され、15番手に落ちる。このペナルティは厳すぎたように思え、見直しのあとスチュワードはこのラップタイムを承認したが、それでも9番手止まりだった。
セルジオ・ペレスの2回目のアタックはオープニングランより0.1秒遅い。ターン3でスロー走行していたケビン・マグヌッセン(ハース)に進路を妨害されたと訴えるが、Q2の大詰めでバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)とオコンがそれぞれ9番手・10番手までポジションアップを果たした結果、チェコは11番手でQ2敗退が決定した。「Q2最初のラップがトラックリミットで抹消されてしまったので、2つ目のタイヤセットを投入しなければならなかった。その後、タイムは復活したけれど、すでに僕たちのセッションは影響を受けてしまっていた」とセルジオ・ペレスはコメント。「再アタックしたときはターン2でケビン(マグヌッセン)に進路を邪魔され、コーナーをかなり大回りした結果、コンマ数秒を失い、残りの周回でロスを取り戻せなかった。残念ながら、あれ以上はどうにもできなかった」しかし、ヘルムート・マルコは、予選セッションの前にもプラクティスセッションを通してセルジオ・ペレスがフェルスタッペンに大きく遅れをとっていたと語り、ペレスと彼のパフォーマンスについて話し合うと主張した。「彼は現時点でマックス・フェルスタッペンに大きく遅れをとっている」とヘルムート・マルコはSky Sport Germany に語った。「彼はすべてのプラクティスセッションで苦労していたので、お互いに座らなければならないだろう。夏休みはまだ始まっていないが、もうそのモードに入っているようだ」「我々は彼と話をする必要がある。彼はフェルスタッペンのセットアップに固執し、最初のプラクティスからそこにいる必要がある」「最初のフリー走行で1秒遅れたら追いつけない。昨年もいくつかのレースでそれを目にした」「我々はそれを根絶することができたので、再びそれに対抗することを確認する必要がある」