レッドブル・レーシングは、F1イギリスGPにRB18にアップグエードを投入。注目はサイドポッド上に棚のように見えるものを含めたエンジンカバーのボディワークを中心に展開された。しかし、レーダーに引っかからない場所で、レッドブル・レーシングはRB18のフロアに興味深い変更を加えていることが明らかになった。新しいデザインは、チームが完全に新しいアセンブリを製造する必要がなかったため、イベント前のFIA(国際自動車連盟)への変更通知には表示されなかった。
今年、F1チームは、フロアのデザインにパッチワークのようにつなぎ合わせる手法が一般的となっており、フロアのセクションをあまり大騒ぎせずに交換することができる。新しいフロアは、金曜日のプラクティスでマックス・フェルスタッペンの車にだけ搭載され、チームメイトのセルジオ・ペレスの車には以前のバージョンが搭載されていた。これは、両方の車に適用する前に、アップグレードに関する比較データを収集することが目的であり、チームのシミュレーションツールと実際の環境との間に良好な相関関係があることを確認してから、残りのレースウィークエンドにコミットすることができる。新しいデザインは、シーズンの初めに“アイススケート”ソリューションとして知られるようになったもフェラーリのデザインを応用している。レッドブル・レーシングは、F1-75が適用した車の上面ではなく下面にエッジウィングを組み込んだアイススケートにさらなるデザイン機能と組み合わせている。これにより、リアタイヤスパット領域の前にフロアカットアウトが生じ、2つのフロアセクションのジオメトリの変更が容易になるだけでなく、スケートに接続されている舌のようなウイングが露出している。
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