レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャ・ホーナーが、2021年F1アブダビGPの予選を振り返った。レッドブル・ホンダF1は、2台がソフトタイヤでQ2を突破。Q3では、セルジオ・ペレスが、マックス・フェルスタッペンにトウを与えるサポートをして、フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに0.371秒差をつけてポールポジションを獲得した。
「マックスの今年ベストラップの1つだった。だが、これからそれを明日に繋げなければならない」とクリスチャン・ホーナー。「Q3の走行はどちらも並外れていた。チェコのチームワークは素晴らしく、見事なトウの与えることで0.5秒まではいかないにしても、0.1~0.2秒の価値があったはずだ。マックスは全力を尽くしてドライブし、今日は全てを振り絞った」「チェコに賛辞を送らなければならない。彼は本当に忠実なチームメイトで、今夜は自分のラップを犠牲にしてくれた。これ以上を求めることはできない」「今朝、戦略について話し合った時は50/50だと考えていたので、ソフトでのスタートにはそれほど動揺していない。ミディアムの方がやや持ちがいいが、どう展開するか興味深い。デグラデーションを考えれば、コース上の位置も極めて重要になる。しっかりと集中して、明日は自分たちのベストレースをするだけだ」「ここでのメルセデスの強さは知っているし、ルイスが最も得意としているサーキットの1つだ。だから、自分たちのことに集中し、それが勝利に十分であることを信じよう」