レッドブルF1は、2021年に向けてアストンマーティンに代わるタイトルスポンサーを獲得する予定はないと語る。アストンマーティンは、2018年からレッドブル・レーシングのタイトルスポンサーを務めており、両社の提携はF1だけに留まらず、ハイパーカーを共同開発し、アストンマーティン・ヴァルキリーが誕生した。
アストンマーティンのロゴは、公式チーム名(アストンマーティン・レッドブル・レーシング)だけでなく、レッドブルのF1マシンやドライバーのオーバーオールの目立つ位置に掲載されていた。しかし、今年1月、アストンマーティンは、カナダの大富豪であるローレンス・ストロールが同社の株式20%を取得してエグゼクティブチェアマンとして同社の取締役に就任したことを発表。ストロールは、2021年から自身のチームであるレーシング・ポイントをアストンマーティンのワークスチームとしてF1に参戦させることを決定。レッドブル・レーシングへのタイトルスポンサー契約を終了することで合意に至った。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2021年に新しいスポンサーを追加することを望んではいるものの、タイトルスポンサーを獲得する予定はないと語った。「来年、アストンマーティンに代わるタイトルスポンサーはいない。来年に向けて新しいスポンサーを紹介することになる」「だが、もちろん、アストンマーティンが我々のマシンに掲載されることはない」「トータルで4年間、タイトルスポンサーとして3年間、彼らとマシンで4年間楽しんできた。ブランドの推進に貢献し、もちろん、ヴァルキリーで素晴らしい関係を楽しんできた」「我々の取引は、常にチームを非常にサポートしていた元CEOのアンディ・パーマーの下で構築された。そして、ローレンスが事業を買収したことで、彼らが撤退するのは当然のことだった。来年のF1でアストンマーティンの名前が存続するのを楽しみにしている」スポンサー契約は終了するが、レッドブルは引き続きバルキリー・プロジェクトに取り組み、2021年に納車が予定されている。「車は走っているし、様々なテストを行っている。もちろん、その関係はすべての車がレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズを通じて完成するまで続く」とクリスチャン・ホーナーは付け加えた。レッドブルは、タイトルスポンサーとして主要な自動車ブランドと提携してきた歴史がある。2013年から2015年まで日産の海外ブランドであるインフィニティの自動車会社と契約を結んでいた。
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