レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第14戦 F1トルコGPの決勝を振り返った。予選までグリップの低い再舗装された路面に対応していたレッドブル・レーシングだったが、決勝ではスタートで2台揃って後退すると、表彰台争いのなかで二人ともスピンを喫するなど精彩を欠き、チームとして300戦目の節目のレースを6位と7位で終えることになった。
「週末を通して強いと感じていたコンディションだったが、信じられないほどチャレンジングなレースでそれを達成できなかった」とクリスチャン・ホーナーは語る。「マックスとアレックスの両方がエクストリームウエットでの非常に滑りやすい蹴り出しで後退したが、二人ともファーストラップの最後には4番と5番手まで挽回した」「我々は1回目のピットストップ後にセブを出し抜くことができたし、マックスにトラックポジションを与え、セルジオに近づき、攻撃することができた。マックスはレースのその段階でDRSがなしで仕掛けることに苦労しており、彼の後ろにあまりに近づきすぎたことでスピンを喫した。それによって新品のインタミディエイトに交換するためにピットインを余儀なくされ、順位をかなり下げ、劣勢に立たされた」「その後、アレックスが挑戦し、前にいる2台のレーシング・ポイントよりも速かったが、タイヤの問題とスピンによって、望んでいてよりも早くにピットインすることになった。そこからは両ドライバーともに順位を下げた」「6位と7位は非常に有望だった300戦目の週末を締めくくるには期待外れな結果だ。だが、今日は本当に印象的なスタイルで7回目のワールドタイトルという記録に並んだルイスを祝福したい」