レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、セルジオ・ペレスをレッドブルのフィールドに連れ込むことを除外。自分たちのタレントプールに固執していくと語った。セルジオ・ペレスは9月9日(木)にレーシング・ポイントを離脱することが発表され、入れ替わりでチームに加入することが発表されたセバスチャン・ベッテルに代わってドライバーマーケットの主役に躍り出た。
セルジオ・ペレスは、同チームで7年間を過ごしてきたが、新しいオーナーであるローレンス・ストロールは、アストンマーティンF1として参戦を開始する2021年のドライバーとしてセバスチャン・ベッテルをランス・ストロールのチームメイトに選んだ。チームの決定を“痛手”だと語るセルジオ・ペレスは、来シーズンもF1に残りたいという意志をすでに明らかにしている。しかし、それはレッドブルでは実現しない。クリスチャン・ホーナーは、レッドブルもジュニアチームのアルファタウリも外部の誰かと契約するのではなく、育成ドライバーを起用していくと語った。「我々の優先傾向は常に才能を育むことにある」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「セバスチャン・ベッテルであろうと、ダニエル・リカルドであろうと、マックス・フェルスタッペンであろうと、すべてジュニアプログラムを通過し、フランツに教育を受け、彼らは常にレッドブルレーシングの席でうまくやってきた」「だから私たちの優先傾向は常に我々の元で育った才能にある。もちろん、プールが十分に大きくない場合は、時々、プールの外側を見る必要がある。しかし、我々の意図は、我々が有している人材プールと仕事をすることだ」最近、クリスチャン・ホーナーはセルジオ・ペレスのマネージャーであるジュリアン・ジャコビと連絡を取っている。その件について質問されたレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、セルジオ・ペレスとは無関係だと明言した。「イエスだ。彼はペレスのマネジメントと連絡を取り合っているが、それはジュリアン・ジャコビが(レッドブルのテストドライバー/セバスチャン)ブエミもマネジメントしているためだ」とヘルムート・マルコは Motorsport-Magazin.com に語った。「それとはまったく無関係だ」
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