レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンが“胸を張って”ブラジルを離れるができると語る。アレクサンダー・アルボンはインテルラゴスで力強い走りをみせ、残り2周でルイス・ハミルトンに接触されて14位に後退するまで、レースウィナーのマックス・フェルスタッペンの後ろで1-2体制を築き、F1初表彰台を獲得するようにみえた。
ルイス・ハミルトンはすぐに衝突についてアルボンに謝罪し、“完全に自分のせい”だったことを認めている。落胆はしているものの、クリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンは自分のパフォーマンスを誇りに思うべきだと語る。「彼が残り2周で表彰台を失うのは非常に残念だった」とクリスチャン・ホーナーは語った。「ルイスは自らの非を認めて謝罪した、残念ながらアレックスの表彰台を取り戻すことはない。だが、彼は胸を張ってここを離れることができる」「OK、彼はトロフィーを手に入れなかった。だが、彼のパフォーマンスはチーム全体に感銘を与えました。改めて、来年にむけて期待がもてる兆候だ」アレクサンダー・アルボンは、成績不振のピエール・ガスリーの後任として、彼のF1キャリアでわずか12レースでレッドブル・ホンダに昇格。2020年もマックス・フェルスタッペンのチームメイトを務めることが決定している。アレクサンダー・アルボンに明確な改善が見られているかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「それは見ている全員にとって非常に明白だと思う」とコメント。「現在、彼はルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、そして、フェラーリ勢とホイール・トゥ・ホイールでレースをしている。彼は大きな進歩を遂げている。彼のレースクラフトはチーム全体に感銘を与えた」