レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンにペナルティが科せられてペナルティを科せられていたら、F1撤退を検討せざるを得なかったと認める。残り3周のターン3でマックス・フェルスタッペンは、シャルル・ルクレールのインサイドをついて軽く接触しながらオーバーテイクに成功。このインシデントはレース後の審議対象となり、フェルスタッペンの勝利が確定したのはレース終了後、3時間以上経ってのことだった。
F1での将来についてヘルムート・マルコは「もし勝利が我々から奪われていたら、確実に影響を及ぼしていただろう」と Motorsport-Total.com にコメント。「我々は自分たちがどうするかについて具体的には話していなかった。だが、我々は『だからF1は面白くない』と言っていた。マックスの言葉を使えば『我々は家にいた方がマシだ』ということだ」「もちろん私も怒っていただろう。だが、私は常に異なる規則があるべきだと言っていた。まず第一にそれほど多くのことがスチュワードに委ねられるべきではない。第二に、彼らはすぐに罰を宣告することを余儀なくされるべきではなく、裁定にはもっと余裕を持たせるべきだ」レッドブルは、彼らが望む決定を得られたことでF1に残ることを決心している。また、ホンダの2020年以降のF1での将来は定かではなく、取締役会は7月下旬にF1プログラムの将来について議論するとされている。マックス・フェルスタッペンの勝利は中期的なF1の未来を決定する上で重要なタイミングでもたらされた。
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