レッドブルとトロ・ロッソは、ミハエル・シューマッハがヨーロッパGPで復帰するために2009年マシンでテストしたいとのフェラーリの要請を拒否した。ディートリッヒ・マテシッツは、ハンガリーGPでF1デビューした19歳のルーキードライバーであるハイメ・アルグセルスアリに走行時間を与えてほしとの同じような要求が拒否されたと主張。要請に応えるつもりはないとした。
「我々はハンガリーGP前にアルグエルスアリのためのテスト許可を要求したが、拒否された」「それなのに、なぜ7度の世界チャンピオンのために免除を承認しなければならないんだい?」「我々はデビューで素晴らしい仕事をしたハイメに満足している」レッドブルのモータースポーツ・コーディネターであるヘルムート・マルコは、ミハエル・シューマッハが現代のF1マシンに適応することにほとんど問題はなく、テストをする必要はないと考えている。「シューマッハには、すぐに新車でかなりの競争力を得る十分な経験がある」「彼に特別なテストをさせることは、レギュレーションの精神ではない。彼が先週、本当にGP2のラバーで走行していたなら、大きな違いが生じるだろう」「我々はルールで述べられているのと同じ意見を持っている。したがって、我々はミハエルがテスト規約を免除されることに同意はできない」「この意見を持っているのは我々だけではない」ウィリアムズもミハエル・シューマッハのテストに反対している。