レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダとパートナーを組む来年、レッドブル・レーシングがフェラーリと同じレベルに並べることを期待していると語る。今季、レッドブル・レーシングは、RB14が圧倒的な強さを見えるときもあるものの、マシントラブルによって大量ポイントのチャンスを逃すことも複数あり、浮き沈みのあるシーズンを過ごしている。
レッドブルは、開幕9戦でメルセデスとフェラーリと同じ3勝を挙げているが、コンストラクターズ選手権で首位のフェラーリに58ポイント差をつけられている。ヘルムート・マルコは、2019年にホンダはルノーに振らべてパワーアップを果たすと考えており、2019年にはこの状況が変わるはずだと語る。「我々のシャシーはフィールドでベストだ。純粋なパワーが不足しているだけだ」とヘルムート・マルコはコメント。「メルセデスによる支配は明らかに消えており、現時点ではフェラーリが最高のエンジンを有している」「我々には予選モードがないので、レースでそれを埋め合わせなければならない」「ライバルと比較して、我々はしばしば同等の速さ、あるいは我々の方が速いときさえある」レッドブル・レーシングは、2019年と2020年にルノーからホンダへとF1パワーユニットを切り替えるが、ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダはフェラーリを圧倒することができると信じていると語る。「シャシャーは素晴らしいので何も変える必要はない。ホンダと共にフェラーリとのギャップを縮められると思っている」「ホンダのさくらのファクトリーは、最新のシミュレーターとテスト装置を備えた信じられないような技術設備だ」「それに我々は財政面を心配する必要はない」「彼らは自分たちが勝てるエンジンを造れることを全員に証明したがっている」