レッドブルが、ターボラグに苦戦していることをヘルムート・マルコが明かした。レッドブルは、プレシーズンテストを通して信頼性の問題に悩まされ、シーズン前の有力候補に挙げられているメルセデスの3分の1しか走行できなかった。レッドブルは、最終テストでもフルレースシミュレーションを完了できておらず、1周のペースでも上位勢と比較して劣っている。
エンジン供給元のルノーは、冬季テストでパワーユニットに多数の問題を抱えており、主に改善が必要なエリアのひとつにトルクを挙げている。ヘルムート・マルコは、レッドブルがコーナー出口の立ち上がりでマシンに手を焼いていると同意した。「ターボラグに苦戦している。アクセルを踏んでもパワーが届かない」とヘルムート・マルコはコメント。「それは突然起こる。ホイールがスピンし、マシンがスライドしてスピードを失ってしまう。メルボルンまでに状況を改善するため、我々はルノーと昼夜を問わずテストベンチで取り組んでいる」
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