レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、チームは予選に集中しすぎたと考えており、2013年に勝利を目指すのであれば焦点を変える必要があるかもしれないと述べた。先週末のF1オーストラリアGPで、セバスチャン・ベッテルはいつも通りの1初の速さを見せて予選でポールポジションを獲得。チームメイトのマーク・ウェバーも2番手に入り、レッドブルはフロントローを獲得した。
しかし、セバスチャン・ベッテルは、レースを3位でフィニッシュ。一方で、7番グリッドからスタートしたキミ・ライコネンが2ストップ戦略を実施し、逆転勝利を飾った。キミ・ライコネンとロータスはデグラデーションの激しいピレリタイヤを非常にうまく扱うことに定評がある。ヘルムート・マルコは「キミ・ライコネンは単に我々よりピットストップを1回少なくしただけでなく、我々のように激しなタイヤ磨耗に苦しむことなく一貫して速かった」と Servus TV にコメント。「我々はタイヤの扱い方をもっとマスターする必要がある」「マーク・ウェバーは(オーストラリアで)わずかに異なるセッティングを使っており、そちらの方が少し良かった」「予選だけにこだわってはならないということを学んだ。一発の速さよりも重要なことがある。例えばレースディスタンス全体を通しての速さだ」「今後はそれにもっと集中していく」
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