レッドブルは、2012年にキミ・ライコネンを起用するという噂を否定。2012年もマーク・ウェバーが残留することを示唆した。F1イギリスGPの決勝レースでマーク・ウェバーがチームオーダーを公然と無視した後、レッドブルが2012年にむけてキミ・ライコネンの獲得を検討しているとの報道が熱を帯びている。
しかし、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは「マークの契約延長に疑いはないだろう」と述べた。「彼は我々といることを快適に感じているし、チーム内で非常に人気がある」「彼は良いマシンを得られていない。それに市場に彼よりも良いドライバーはいない」レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、シルバーストンでのマーク・ウェバーの反抗に激怒していると報じられているが、ディートリッヒ・マテシッツはそれほど腹立たしくは思っていないようだ。「彼はさらに前進したかったんだ。それを試みないなら、彼は大したドライバーではないだろう」レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、キミ・ライコネンの噂について以下のように述べた。「キミ・ライコネンは、我々にとっては問題ではない。彼がレッドブルで走らないのは確かだ」とヘルムート・マルコは述べた。「このような噂は不自然であり、完全にナンセンスだ」ヘルムート・マルコは、レッドブルがマーク・ウェバーを交代させる場合は、レッドブルが抱えるドライバーを起用させることになるだろうと付け加えた。