角田裕毅とダニエル・リカルドのどちらか1名は2024年のF1世界選手権が終わればキャリアが終わる可能性があるとF1アナリストのピーター・ウィンザーは主張。その理由としてレッドブルのジュニアチームであるビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームのドライバーに対するプレッシャーがかつてないほど高まっているとした。
イギリスGP後にニック・デ・フリースが解雇されたことに続き、角田裕毅はスクーデリア・アルファタウリで新たなチームメイトを迎え、元レッドブルのレースウィナーであるリカルドが後任として招集された。だが、リカルドの復帰は長くは続かず、オランダGPのFP1で手を骨折し、アメリカGPで復帰するまで5回のグランプリを欠場した。しかし、レッドブルのボスにフルタイムでのカムバックの準備ができていることを示すには十分な結果を残したリカルドは、来シーズン、ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームで角田裕毅とコンビを組むことになる。ビザ・キャッシュアップRBのドライバーのプレッシャーは高い?しかし、元フェラーリのチームマネージャーであるウィンザーは、2025年のF1グリッドに並ぶのは角田裕毅とリカルドうちの1人だけだと考えている。レッドブル・レーシングのシート、セルジオ・ペレス、はたまた破談か...元F1チーム関係者は、さらにリアム・ローソンが控えていることによって、ビザ・キャッシュアップRBは今季の注目のバトルだと考えている。「ダニエル・リカルドと角田裕毅の対決に興味がある」とウィンザーはCameron F1ポッドキャストで語った。「実質的に、もし裕毅がダニエルを圧倒しなければ、彼のキャリアはおそらく終わりだろうし、もしダニエルが裕毅を圧倒しなければ、彼のキャリアはおそらく終わりだろう」「つまり、この2人には多くのことがかかっている」リカルドはキャリアを復活させようとしており、レッドブル・レーシングへの復帰を望んでいる。一方、角田裕毅にはリカルドを拒否した場合のレッドブルか、2026年にホンダのエンジンを搭載するアストンマーティンという選択肢がある。しかし、2人のライバル対決がどのように展開されるにせよ、ウィンザーは今年のビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チームの新車『VCARB 01』が昨年のアルファタウリAT04よりも改善されたマシンになると考えている。「あのマシンはおそらくかなりいいものになると思う」とウィンザーは語った。「クリスチャン・ホーナーがビザ・キャッシュアップRBでより大きな役割を果たしているからではないだろうか?彼は他のチームへの橋渡しを少ししている」「だが、アルファタウリにはいい人たちがいるし、彼らが手に入れるはずの技術もたくさんある。だから、あのマシンが遅くなるとは想像できないし、2人のドライバーの対決を見るのが楽しみだ」
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