キミ・ライコネンは、F1キャリアで最もお気に入りのF1マシンに「マクラーレン MP4-20」を挙げた。キミ・ライコネンは、2021年F1アブダビGPで349戦という史上最多出走記録を更新してF1キャリアに幕を閉じた。22歳でザウバーからF1デビューを果たしたライコネンは、マクラーレン、フェラーリ、ロータス、アルファロメオの5チームでレースを行った。
「おそらくその2005年のマクラーレンだ」とキミ・ライコネンは述べた。その年、MP4-20で7勝を挙げたが、フェルナンド・アロンソにランキング2位でシーズンを終えている。「2003年のマシン(MP4-17)も良かったけど、十分な速さではなかった。2006年(MP4-21)も良かったけど、エンジンがイマイチだった。2007年のフェラーリ(F2007)もよかったし、2012年のロータス(E20)も・・・どれも良いマシンだった。必ずしも最終リザルトに勝利などが必要なわけではない」「素晴らしいマシンだったとしても、何らかの理由で十分に速くなかったり、シーズン中に多くのことが起こったりもする」「でも多くの良いマシンがあった。平均的なマシンもたくさんあったし、良くマシンもあった。レースで走らせてさえいないマシンもある(2013年のマクラーレン MP4-18は、テスト中の問題によって投入がチームによって見送られた)」関連:F1マシン列伝:マクラーレン MP4-20 速いが脆い“ガラスのマクラーレン”
全文を読む