キミ・ライコネンが、WRCの発表会で2010年シーズンへの意気込みを語った。ライコネンは、シトロエン・ジュニア・ラリー・チームでWRCフル参戦を果たす。シーズンの目標はなんですか?まずはラリーのことをたくさん学ばなければならないし、簡単なチャレンジではないだろう。先週ラリーに参戦したので、スウェーデンに向けて役に立つと思う。そこから得られたと思う。ベストを尽くして、できる限り早く学ぶ必要があるし、良い結果を残したい。
今シーズン、表彰台を獲得できなかったら失望しますか?語るにはまだ早過ぎるし、わからない。言ったように多くを学ぶ必要がある。どこかの時点で速さを見せられればいいね。でも、現時点では何を期待すべきかはわからない。今シーズン、何を一番楽しみにしていますか?全てが新しいし、F1とは完全に異なるので、全てだと言えるね。現段階では、すべてをエキサイヒングに感じている。僕たちがどこにいて、なにをするかはあまり重要ではない。全てが新しい。ラリーカーのドライビングで魅力的なところは?僕にとってドライビングのスリルは、チャレンジが全てだ。ラリーでは多くの変数がある。異なるコンディション、異なる道路、異なる路面。大きなチャレンジだ。ステージを走っているとき、コーナーからコーナーで状況は大きく変化するし、そおような状況でマシンをドライブすることとは素晴らしい感覚だ。学べることはたくさんある。例えば、ラリーでは3つの異なるコンディションをマスターしなければならない。F1はそうではない。WRCカーを速く走らせる方法は?経験と多くの練習とテストが必要だ。時間はかかるけど、距離を走ることが進歩にとって重要になると思う。ノートを学ぶ必要もあるし、よく聞くことができなければならない。主にそれらのことが重要だと思う。F1と比較してWRCはいかがですか?完全に異なる世界だ。イベントそのものが違っているし、人も違う。今回の発表会で全員が集まっているけど、チームの間はかなりオープンだし、気楽な関係があるように思う。ラリーの素晴らしいことのひとつだ。WRCが軌道に乗りつつあるという感覚もある。難しい時期があったかもしれないけど、全てが良くなってきていると思うし、今後数年には今よりもっと人気が出ると思う。かなり好調だ。ラリーを真剣に考えていますか?そうだよ。真剣でなければここにいない。新しいことを始めるときはいつでも学びたいし、全力を尽くそうと思っている。大きなチャレンジになるだろうし、楽しみにしている。特に楽しみにしているラリーはありますか?今年、このマシンに乗ることとのすべてが新しい。唯一、フィランドは少しだけ知っているので、その意味では最も楽かもしれない。でも、去年学んだのは、かなり難しい場所だということだ。アスファルトのラリーも素晴らしいだろうね。マシンの操縦性を確かめるのが楽しみだ。F1復帰に関してはいかがですか? 今年どの時点で2011年の計画を選ぶつもりですか?自分では期日を決めていない。どうなるか見てみるつもりだ。今はここでとても楽しんでいるし、このままでいられれば残留するかもしれないし、他のことにトライするかもしれない。計画はないし、期限もない。どうなるか様子をみてみよう。
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