キミ・ライコネンがフェラーリを離れることはほぼ確実だと La Gazzetta dello Sport が報じている。「彼のさよならを避けられるのはセンセーショナルな進展がある場合だけだ」と同紙は報道。キミ・ライコネンは、GPDAが実施したファン調査で最も人気のあるドライバーに輝いている。2位にはフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが続き、ルイス・ハミルトンはトップ3にさえ入らなかった。また一番人気のチームはフェラーリだった。
デビッド・クルサードは「私が選択しなければならないとしたら、若いドライバーを一人連れてくるだろう」とコメント。「マーケティング的に彼(ライコネン)は貴重だが、それはひとつの側面に過ぎない。最高のマーケティングは勝つことだ」「キミはファンにとても人気があるし、彼を非難するものは嫌われるリスクがある。だが、近年、不運なのかそれ以外かはわからないが、彼は期待しているパフォーマンスを発揮していないと言わなければならない」 La Gazzetta dello Sport は、キミ・ライコネンと同郷のバルテリ・ボッタスが、ライコネンのシートの最有力候補だと主張したが、 Sport Bild は、契約がまとまる可能性は低いと報じている。ウィリアムズは、すでに2016年のボッタスの契約の“オプション”を行使しており、フェラーリが契約を買い取る場合には2000万ドル(約24億円)が必要だとも言われている。ダニエル・リカルドがレッドブルから移籍する可能性も伝えられているが、ヘルムート・マルコはリカルドとは強固な契約を結んでいるためどこにも行かないと主張している。「フェラーリが彼を欲しがっているのは知っている」とヘルムート・マルコはコメント。「だが、チャンスはない。彼の契約は防弾加工されている」3人目の候補は、最近、ル・マン24時間レースで優勝したニコ・ヒュルケンベルグとされている。「僕はトップマシンで勝てることを証明した」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「疑いを持っていた人も今ではその疑いが薄れたかもしれないね」「でも、現実的にどのようなオプションの可能性があるかは今後数週間、数ヶ月で見ていかなければならない」ゲルハルト・ベルガーは「状況が正しく進めば、ヒュルケンベルグにはフェラーリの可能性がある」と Sport Bild に述べた。
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