キミ・ライコネンは、レースエンジニアとの関係に満足しているようだ。 フェラーリの2014年型マシンに手を焼いた昨年、キミ・ライコネンは、イタリア出身のアントニオ・スパニョーロとの作業にも手こずり、ガレージでも苦戦が続いていた。報じられたところによると、キミ・ライコネンは、信頼を寄せているエンジニアのマーク・スレイドをフェラーリに呼びたがっていたという。
マーク・スレイドは、キミ・ライコネンがマクラーレンとロータスに在籍していた時代に彼の勝利を支えたエンジニアだ。しかし、マーク・スレイドはイタリア行きに難色を示したという。 結果として、今年、キミ・ライコネン担当のレースエンジニアはマーク・スレイドと同じイギリス出身で、マルシャを離れてフェラーリにやって来たデイブ・グリーンウッドが務めている。 2007年にフェラーリと共にチャンピオンシップの頂点に立ったキミ・ライコネンは「デイブはとても賢い人だ。やるべきことをきちんとやってくれる」と Turun Sanomat にコメント。「イギリス人と働く方が楽だね。そうだね、デイブはマークを思い出させる。彼らは2人とも僕のやりたいことをわかってくれる」一方、ロータスでパストール・マルドナドを担当しているマーク・スレイドも、キミ・ライコネンがデイブ・グリーンウッドと組み始めて満足しているようだと語った。「デイブ・グリーンウッドのことは知らないが、私が思うに、キミはイギリス人のレースエンジニアと働いている時の方が満足気だ」「キミは英語をうまく話すので、簡潔かつ誠実な英語で情報を得ることが好きだ。英語が母国語でない人が相手となると、あまりスムーズな連携ではなかったのではないかと思う」 「私はいつだってキミのファンだ。だから、もちろん、昨年よりはるかにうまくドライブできているキミを見られて嬉しく思っている」
全文を読む