キミ・ライコネンは、ロータスが金銭問題を解決しないのであれば、残りのレースを欠場することを検討すると警告した。木曜日にサーキットに姿を現さなかったキミ・ライコネンは、今週末のF1アブダビGPでレースをしない寸前まで行っていたとし、給与支払いに関してロータスと同意に達したことで金曜日にサーキット入りしたことを明かした。
だが、キミ・ライコネンはロータスが契約に忠実でなければアメリカとブラジルの最終2レースを欠場することを除外していないと認めた。「ここに来たのは、僕たちが抱えている特定の問題について理解を見つけたかったからだけだ」とキミ・ライコネンは述べた。「解決されて、できるだけいいカタチでシーズンを終えられることを願っている」問題が解決されなければ、残りのレースを欠場することを考えているかと質問されたキミ・ライコネンは「その通りだ。僕はレースを楽しんでいるし、走ることを楽しんでいる。でも、その大きな部分はビジネスだ」「望んだカタチで扱われないときは、残念な状況に陥ることもある」「どこかに線を引かなければならないし、それを越えた場合は...もう僕の責任ではない」F1インドGPで無線でロマン・グロージャンにポジションを譲るよう命令された無線で、キミ・ライコネンとロータスとの緊張関係が浮き彫りとなったが、キミ・ライコネンの一番の不満は、1500万ドル(約14億7000万円)以上の賃金に関するものと見られ散る。ロータスのトラックサイドディレクターであるアラン・マーメインとの無線での議論について質問されたキミ・ライコネンは「それも一部だ。あのようなことは起こるべきではないが、起こってしまったもは事実だ。あれはそれほど問題ではない」「それ以外の全てだ。最終的には全てのことが積み重なってのことだ。あれが理由だと言うのは簡単だけど、そうではない」キミ・ライコネンは、給与が支払われなかったときに、チームに対する忠誠心に疑念を抱いたと不満を述べた。「チームプレーヤーではない、チームの利益に関心がないとと聞くのは嬉しいとではない」「でも、支払いは年間0ユーロだと、最適な場所に自分を置けない。そういうものだし、言ったように、僕たちは今、どのように状況に対処し、問題を解決するかについての両面を理解を見い出し、出来る限りうまく終えようとしている」