2024年F1 ラスベガスGPの予選が行われ、前日のスプリント予選では1周目に苦戦したものの、マックス・フェルスタッペンがカタールでセンセーショナルなポールポジションを獲得し、衝撃的な1グリッド降格ペナルティを受けた。レッドブルは2台のマシンをトップ10に送り込み、スプリント予選では他を圧倒していたマクラーレンを上回ることに成功した。スリリングな予選の主な事実と統計は以下の通りである。
■ フェルスタッペンは、12レース前のオーストリア以来となるポールポジションを獲得した。(後に2番グリッドに降格)■ フェルスタッペンはスプリント予選では6位だったが、それをグランプリ予選では1位に変えた。Q3で最速だったのはスパだったが、そのときは10グリッド降格ペナルティによりポールポジションを逃していた。■ ジョージ・ラッセルはスプリントレースのポールポジションを0.063秒差で逃し、今夜のポールポジションも0.055秒差で逃した。しかし、キャリア最高の3回目のフロントロースタートを達成した。(後にポールポジションに昇格)■ ラッセルは以前、Q3でフェルスタッペンと同一のタイムを記録し、カナダでフロントローをフェルスタッペンと分け合ったことがある。■ ランド・ノリスは今季23回のグランプリでチームメイトを19回上回る予選結果を残しているが、オスカー・ピアストリの4位は、6レース前のバクーで2番グリッドから優勝して以来の好成績だ。■ 明日、マクラーレンがワンツーフィニッシュを決めれば、パパイヤチームのコンストラクターズチャンピオンシップ獲得が確定する。■ シャルル・ルクレールは予選5位で、これはスプリントでの順位と同じだ。マックス・フェルスタッペン、カタール以来となるポールポジションを獲得■ ルイス・ハミルトンは6位で、過去5戦でトップ5からスタートしていない。また、ラッセルには18勝5敗で予選で負け越している。■ カルロス・サインツJr.は7位で、フェラーリは同トラックで初めて両マシンがトップ10からスタートすることとなった。■ フェルナンド・アロンソはオースティン以来のベストスタートとなる8位を獲得した。■ セルジオ・ペレスはQ3進出なしの3レース連続記録を終え、9位は彼にとってこのサーキットでの最高のスタートとなった。■ ケビン・マグヌッセンは10位で、今季3回目のQ3進出を果たした。■ ピエール・ガスリーは11位で、先週末の予選では3位、そして昨日の予選ではSQ3まで進出した。周冠宇、今季最高の予選結果をカタールで記録■ 周冠宇は12位で今季最高の予選結果を記録した。バルテリ・ボッタスを2戦連続で上回ったが、今季の最初の21レースでは一度しか上回っていなかった。■ キック・ザウバーはここでの好調を維持しており、昨年はボッタスが8位、周が9位でフィニッシュし、ポイントを獲得した最後のレースとなった。■ 角田裕毅は7戦前のモンツァ以来、最悪の予選結果となる14位となった。■ ランス・ストロールはF1がここで行われた3回で一度もQ3に進出できず、15位となった。■ アレックス・アルボンは2戦連続、リアム・ローソンは今季初のQ1敗退となった。■ ニコ・ヒュルケンベルグは、昨日の予選でSQ3に進出し、スプリントでポイントを獲得したにもかかわらず、18位に終わった。■ フランコ・コラピントは、過去5レースで4度目となるQ1敗退となった。■ エステバン・オコンは最後尾からのスタートとなり、アルピーヌのマシンが今季最も遅いタイムを記録したのはこれで5度目となった。