ポルシェの新社長に就任したマティアス・ミューラーは、F1復帰を真剣に検討することをパリ・モーターショーで明らかにした。マティアス・ミューラーは、フォルクスワーゲン・グループとの提携を通じて、近い将来ポルシェとアウディが、F1とトップレベルのスポーツカーを含んだモータースポーツ活動を行うことを期待していると述べた。マティアス・ミューラーは、将来的にポルシェかアウディのどちらかがLMP1マシンを持ち、もう一方がF1に参戦することを考えていると語った。
1999年からル・マンのプロトタイプクラスに参戦しているアウディは、2011年に向けて新車R18に取り組んでいるポルシェは、2005年からカスタマーチームのためにLMP2 RSスパイダーを生産しているが、1998年にファクトリーとしてのスポーツカープログラムを終了しており、1991年以来となるF1復帰は論理的な選択とみられる。「LMP1には2つのクラスにアウディとポルシェという2つのブランドがいる。両方ともLMP1に参戦するのは好ましくはない。それほど面白いことではない」「したがって、我々は2つのブランドのひとつがLMP1に参戦し、もう一方のブランドがF1に参戦する方が良いかどうかを話し合わなければならない。丸テーブルで賛否を議論するつもりだ」ポルシェのF1参戦は、ファクトリーチームを持つよりも新しいエンジンレギュレーションが導入される2013年にエンジンサプライヤーとして参戦する可能性が高いと思われる。
全文を読む