ピレリは、2019年 F1ベルギーGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリはF1ベルギーGPに高速のスパ・フランコルシャンにC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドを配分。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用しなければならない。
予選Q3に進出したドライバーは全員ソフトタイヤでスタートする。ピレリによると、F1ベルギーGPでの最速の戦略はソフト‐ミディアムと繋ぐ1ストッパー。18~2周目をタイヤ交換のタイミングとしている。2番目に最速の戦略はソフト‐ソフト‐ミディアムとつなぐ2ストッパーでこの場合はソフトタイヤのタイヤ交換のタイミングを15周と推定している。わずかに遅い戦略としてソフト‐ハードとつなぐ1ストップを挙げた。この場合は12周~14周をタイヤ交換のタイミングとしている。マリオ・イゾラ(ピレリ カーレーシング責任者) 「ここではソフトからミディアムの1ストップ戦略が最も可能性があるため、予選で赤いタイヤ(ソフト)しか見られなかったことに驚きはない。この予想される戦略から外れる者が出てくるかどうかはレースの状況や天候による部分が大きいと思われる。例えば、天候の変化やレース序盤にセーフティカーの出動があれば、ハードコンパウンドを使ったり、追加のピットストップを行うドライバーも出てくるだろう。しかし、珍しく暑かった今日よりも涼しくなるという予報だ。Q1は複数回の赤旗で間違いなくドラマチックなセッションとなった。このサーキットは毎年最もタフでチャレンジングなサーキットの1つであり、明日は特にリアタイヤのデグラデーションを管理することが大切になってくるだろう。予選で見事な1-2を決めたフェラーリを祝福したい。明日はエキサイティングなレースを期待できる」関連:2019年 F1ベルギーGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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