ピレリは、2018年のF1世界選手権シーズンのF1タイヤテストのスケジュールを発表。全10チームが鈴鹿サーキットを含めたグランプリサーキットなどで2019年型のF1タイヤのテストを実施する。今年のタイヤテストのスケジュールには、中国GP、スペインGP、イギリスGP、日本GP、メキシコGP直後の火曜日と水曜日のセッションも含まれることになった。
ブラジルGP後のテストは2018年のスケジュールから外れた。昨年、マクラーレンはインテルラゴスでテストを予定していたが、ピレリのスタッフが日曜日の夜に強盗の標的されたことを受け、安全上の理由からキャンセルになっていた。また、フェラーリ、メルセデス、マクラーレンは、フィオラノとポール・リカールでスプリンクラーシステムを使用してのウェットタイヤのテストを追加で実施する。「我々は全チームと一緒にカレンダーを決定した。各チームに1回のドライセションを割り当てられることは良いことだ」とピレリのカーレシング責任者のマリオ・イゾラはコメント。「我々は全チームにテストを提案し、全チームがポジティブな姿勢で応じてくれた」「ウェットタイヤについて話すと、セッションは少なくなった。ウェットでテストができるチームは3チームあり、我々はそれらのチームにウェットテストを割り当てた」2019年型F1タイヤでも通常のタイヤテストフォーマットが適用され、各チームはどのコンパウンドを走らせているかを知らない“ブラインド”で走行を行い、独自の開発パーツをテストすることは許されない。ピレリはF1チームにレースドライバーや経験豊富なドライバーを起用することを要請してる。鈴鹿サーキットでのテストはルノーが実施。F1日本GP終了後の10月9日・10日の2日間にわたって行われる。2018年 ピレリ テストスジュール4月17・18日 上海(スリック):フォース・インディア4月19・20日 フィオラノ(ウェット):フェラーリ5月15・16日 バルセロナ(スリック):マクラーレン/ハース5月30・31日:ポール・リカール(ウェット):メルセデス6月14・15日:ヴァレルンガ(スリック):トロロッソ7月10・11日:シルバーストン(スリック):レッドブル/ウィリアムズ9月5・6日:ポール・リカール(ウェット):マクラーレン9月20・21日:ポール・リカール(スリック):メルセデス/フェラーリ10月9・10日:鈴鹿サーキット(スリック):ルノー10月30日:メキシコ(スリック):ザウバー
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