ピレリは、第8戦F1イギリスGPから第10戦F1ハンガリーGPまでのタイヤコンパウンドを発表。少なくともハンガリーGPまで新型タイヤは導入しないと述べた。当初ピレリは、F1カナダGPで新型タイヤを導入する予定だったが、チーム側が反対。F1イギリスGPでの導入を判断するためにモントリオールでテストすることで同意した。
だが、F1カナダGPの金曜日は雨に見舞われ、十分なテストができなかったこと、また変更に必要なF1チームの満場一致での合意が得られなかったとして、F1ハンガリーGPまで新型タイヤの導入は見合わせると述べた。「その代わりに、タイヤの製造工程を変えることによってデラミネーションの問題は解決された」とピレリはリリースで述べた。今後3戦については、F1イギリスGPとF1ハンガリーGPではミディアムとハードコンパウンド、ドイツGPではソフトとミディアムコンパウンドタイヤが供給される。2013年 F1 タイヤコンパウンド開幕戦 オーストラリアGP スーパー(赤)&ミディアム(白)第2戦 マレーシアGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)第3戦 中国GP ソフト(黄)&ミディアム(白)第4戦 バーレーンGP ソフト(黄)&ハード(オレンジ)第5戦 スペインGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)第6戦 モナコGP ソフト(黄)&スーパーソフト(赤)第7戦 カナダGP ミディアム(白)&スーパーソフト(赤)第8戦 イギリスGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)第9戦 ハンガリーGP ミディアム(白)&ハード(オレンジ)第10戦 ドイツGP ソフト(黄)&ミディアム(白)