ピエール・ガスリーが、スーパーフォーミュラ参戦への意気込みを語った。GP2チャンピオンでレッドブルの育成ドライバーであるピエール・ガスリーは、今年チーム無限からスーパーフォーミュラに参戦。レッドブルのカラーリングに塗られたスーパーフォーミュラカーが話題となっている。
6日(月)には鈴鹿サーキットでスーパーフォーミュラ 第1回公式合同テストに参加し、初日の4番手タイムを記録した。「とても素晴らしいクルマだと思う。グリップ、ダウンフォースともに凄い」とピエール・ガスリーはスーパーフォーミュラのマシンについてコメント。「この素晴らしい、歴史のあるサーキットをこの速いクルマで走ることができてとても興奮している。今日の走行から本格的な勉強となる。タイヤについて、クルマについて、鈴鹿のトラックについて、一つ一つ覚えていく必要があると思う。時間をかけて、テストを行い、開幕戦に準備していきたいと思う」「全員がベストを尽くしたいと考えている。このシリーズには経験豊富なドライバーが多いし、僕たちルーキーは懸命に頑張らなければ結果は出ないと思っている」「だが、トップ5や2〜3位を狙うのではなく、チャンピオンシップを獲得したいという思ってここに来ている。そのために努力をしてベストを尽くしたいと思う」「まだ始まったばかりでレースもやっていないが、できるだけ早くいろんなものを習得してレースに臨み、結果を出したい。それが目標だ」ピエール・ガスリーは、3月4・5日に鈴鹿サーキットで開催された「2017モータースポーツファン感謝デー」に参加し、日本のファンと触れ合った。「日本に始めてきましたけど、本当にびっくりしている。これほど多くのファンの方々の応援してもらえるとは思っていなかった。こういうことはフランスにはいまは無い。自分のキャリアの中でも初めてのことだし、あまり慣れていないので昨日は少し混乱したけど、ファンとの接し方も勉強しようと思う。でも、今日からは仕事に集中していきたいと思っている」 「日本のことについてはロイック・デュバルに会ったり、電話などで、有益なアドバイスを貰っている。日本の生活やこのカテゴリーについてもね。もちろんストフェル・バンドーンからもクルマについての情報などとてもためになる情報も貰った。レースのことも生活のこともとてもポジティブな話を聞いているし、なにも心配はしていない」「ニックネームはピエールでOKだけど、レッドブルのスタッフからは“ガス”と呼ばれている。どちらでも良いよ」 スーパーフォーミュラ 第1回公式合同テスト:ロッテラーがトップタイム