ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)が、2022年F1第5戦マイアミGPへの意気込みを語った。前戦エミリア・ロマーニャGPで、ピエール・ガスリーは、金曜日の予選から歯車がかみ合わず、スプリントではクラッシュ、決勝でもDRSトレインを抜け出せず、ポイント圏外でレースを終えた。
「イモラを振り返ってみると、金曜日のプラクティスは問題なかったけど、予選ではドライトラックのタイヤの管理であまり良い仕事ができず、結局は後ろの方になってしまった」とピエール・ガスリーは振り返る。「それ以降、僕たちは後手に回ってしまったし、スプリントでは接触があり、日曜日に再び後ろからスタートすることになってしまった。レースでは、ルイスが後ろに、ウィリアムズが前にいるDRSトレインにいて、ちょっと苛立たしかった。スプリントレースであまり運に恵まれたことがないと認めなければならないし、しばしば不運な状況に巻き込まれている。オーバーテイクすることができず、それだけだった」「いくつかのアップデートがあったけど、トラックなコンディションのためにそれらを評価するのは困難だった。マイアミに行って、3回のフリープラクティスセッションで通常の週末を過ごして、いくつかの結論を導き出せることを楽しみにしている」「プラス面では、(角田)裕毅が良い結果を示したように、車がうまく機能していることが明らかだったことだ。車には明らかにポテンシャルがあるし、素晴らしいレースが期待できる」「でも、クリーンな週末を過ごして、予選がうまくいき、グリッドの最前列にできるだけ近いところからスタートしない限り、それは起こらない。そして、それはトラックの種類にもよる。マイアミでは予選が重要になるだろけど、オーバーテイクはできるはずだと思う。でも、今後のスペインやモナコでは、イモラのようなレースに予選がはるかに重要で、良い土曜日を過ごすことが鍵になるだろう」「シミュレーターでマイアミを運転した。130周くらい走ったと思うけど、高速コーナーやロングストレート、非常にスローでテクニカルなセクションがあってドライブするのがとても楽しいコースに思えるので、素晴らしいレースになると思う」「主催者は観客をハッピーにさせつづけるためにエンターテインメントの面で常に特別なことをしようとしているし、アメリカでのレースの楽しい面が好きだ。アメリカでかなりの時間を過ごしているし、NBA、NFL、ホッケーなどの人気のあるスポーツを見にいくようにしている。行くたびに、彼らが特別なエネルギーを生み出す方法に驚いているし、信じられないほどの特別な雰囲気だ。マイアミが目立つイベントになるように、彼らはそれらの方針に沿って何かを計画していると思う」「僕の主な希望は、すべてのレースでポイントを獲得し続けることだし、僕の観点では、最初の3レースでの良いリズムに戻り、イモラの週末を忘れることだ」