アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、F1ベルギーGPでセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)をオーバーテイクする際にウォールにぶつかることを覚悟していたと認める。ピエール・ガスリーは、1コーナーとオー・ルージュの間のストレートでセルジオ・ペレスをオーバーテイク。ベレスは抜かれる際にガスリーのスペースを閉めた。
12番グリッドからハードタイヤでレースをスタートしたピエール・ガスリーは、最終的に8位でレースをフィニッシュ。そのパフォーマンスに“ドライバー・オブ・ザ・デー”に選出された。セルジオ・ペレスとのバトルを振り返ったピエール・ガスリーは「正直、ウォールにぶつかると思った。冗談ではなくてね!」とコメント。「僕はインサイドにいたし、それ以上は移動できなかったと思う。そのポイントでは僕たちは280~300km/hで走っている。セルジオは本気で絞ってきた。『リフトオフするものか、この仕事をやってのけてやる』と思っていた。タイトだった。セルジオはハードなレーサーだ。それはわかっていた。でも、心拍数があったのは確かだ。でも、僕はコミットしたし、素晴らしいオーバーテイクだと思う」「リスペストしてくれることをみんなに期待している。ラインがどこにあるかはわかっているはずだし、それを超えてはならない。境界線上だったけど、1台分のスペースはあった」ピエール・ガスリーは、11周目のセーフティカー導入時にステイアウトすることを選択した。ピットストップ時には16番手まで順位を下げたが、そこからオーバーテイクを重ね、残り2周でランス・ストロールを抜いて8位でフィニッシュした。ピエール・ガスリーは、特にレース序盤のハードタイヤでのペースに驚いたと語る。「序盤はミディアムを履いた他のドライバーと比較して少し難しかったと言わなければならない。タイヤをクリーンな状態に保って、先行するドライバーの近くに留まろうとしていた。1周目に2つポジションを上げられたことには満足している。そんなことができるとは期待していなかったからね」「最初3周は少し苦戦することを予想していたけど、真逆だった。素晴らしい感触だった。他の人に比べてかなりペースが速かったし、すぐに何台か追い抜くことができた」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 8月月30日午前9時11分PDT
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