トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1日本GPでの“予想外”のQ3進出が、ホンダのホームレースであるF1日本GPを8位でフィニッシュする鍵だったと語る。金曜日に行われたフリー走行でのレースペース分析では、トロロッソ・ホンダはライバルのルノーとレーシングポイントと比較して振出あることが示されていた。
実際にレースでもそれは変わらなかったが、ピエール・ガスリーは粘り強い走りを見せ、ファイナルラップでセルジオ・ペレスとの接触はあったものの、トロロッソ・ホンダ加入以来のベストタイである8位でフィニッシュした。チームメイトのダニール・クビアトは12位だった。「かなり激しかった」とピエール・ガスリーは日曜日を振り返る。「Q3進出は本当に嬉しかった。Q3に進出できるとは期待していなかったので、予選9位は予想外だった」「レースが厳しいものになることはわかっていた。後続のドライバーが非常に強くプッシュしていたし、僕たちよりも少し速かったので、全員を抑えるのはかなり大変だった。ホンダのために日本のファンのみんなの前で8位で入賞できたのは本当に良いことだ」「非常に大きな接触があった」とピエール・ガスリーはセルジオ・ペレスとの接触について付け加えた。「何か違うことができたかどうかを確認する必要がありる...」ピエール・ガスリーのパフォーマンスは、トロロッソ・ホンダ STR14を仕上げるために1回のプラクティスしかできなかったことを考えれば、さらに印象的だった。FP1では山本尚貴にクルマを譲り、FP3は台風19号の接近によって中止となった。しかし、ピエール・ガスリーは、セットアップが“盲目的”だったことがサプライズをもたらすのに役立ったと考えている。「土曜日にあまり仕事をする人がいないちょっと奇妙な週末だった」とピエール・ガスリーはコメント。「マシンのセットアップに関しては、もう少し盲目的な状態で予選に臨む必要がある。僕たちはそれが非常にうまくいったようだ。ホンダもかなり強くプッシュしていた。馬力を感じるときは常に素晴らしいことだ。そして、今日、それが報われた」