トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1日本GP フリー走行1回目のルイス・ハミルトンとのニアミスについて弁明。アタックラップを始めようとしていたところであり、ハミルトンとのギャップが“5~6秒”あると思っていたと述べた。F1日本GPのフリー走行1回目で、ルイス・ハミルトンは、最終シケインでピエール・ガスリーへの追突を避けるために回避行動をとらなければならなかった。
ピエール・ガスリーは、アタックラップを開始するためにギャップを空けようとしていてが、ルイス・ハミルトンは130Rを約300km/hのスピードで駆け抜けてきたところだった。このインシデントでピエール・ガスリーには戒告処分が科せられている。「自分のラップを準備していたところだったので本当に低速で走っていたし、エンジニアは速い左コーナー前にルイスが5~6秒後ろにいると言っていた」「そこを抜けたとき、前に本当に低速で走っているクルマがいたので、5秒のギャップがあると思って減速した。でも、僕は60km/hで、僕が5~6秒というメッセージを受け取った時点で、ルイスはすでに2.5~3秒くらいまで迫っていた。彼は300km/hで僕は60km/hだったからね」「彼が迫ってくるのがミラーで見えた頃には、自分がすでに悪い状況にいるのがわかった。その時点で僕は左側にいて、レーシングラインを回っていたからね。彼は本当に驚いたと思う。もっと大きなことが起こっていたかもしれない」「左に近づこうといたし、片方のタイヤを芝生に落としてさえいた。その時点でそうするのが最も安全なことだと思ったけど、彼をブロックしていしまった。とにかくちょっとした悪い状況だった」今シーズン2度目の戒告処分を科せられたピエール・ガスリーは、あと1回処分を科せられると10グリッド降格ペナルティを受ける。だが、ピエール・ガスリーは、厳しい裁定だと感じていると語る。「僕は悪い場所にいたけど、それは常に起こることだ。FP1でフェルナンドとそのような状況があったし、ペナルティを受けていないドライバーが数名いる。その時にカメラに捕えられていると、ペナルティを受けるような感じだ」「このようなことに対して10グリッド降格ペナルティを受けるのはちょっと厳しいと思う。彼をブロックしてしまったのは理解しているけど、もちろん、意図的にやったことではないし、正直、大したことではなかったと思う」関連:ピエール・ガスリー、ルイス・ハミルトンへの進路妨害で戒告処分