F1シーズンが終わりに近づくにつれ、その年を振り返るさまざまなリストが作成されている。その中でも最も不利なリストのトップに位置するのがセルジオ・ペレスだ。ここ数年、いわゆる「ワールド・デストラクターズ・チャンピオンシップ」がオンラインで追跡されてきた。これは、F1ドライバーが引き起こした損害額を比較したもので、2024年シーズン終了時点で、最も好ましくないリストのトップに立っているのはセルジオ・ペレスだ。
セルジオ・ペレスは、Redditでまとめられた昨年のリストでトップに立ったローガン・サージェントに代わり、クラッシュによる損害総額は480万ドル(約7億3000万円)に上る。セルジオ・ペレスはモナコで最も大きな損害を被り、ハースの2人のドライバーと衝撃的なクラッシュを起こした。そのクラッシュによる損害額は合計で約210万ドル(約3億1900万円)に上った。ウィリアムズもクラッシュにより莫大な損失を被った。アレックス・アルボン、ローガン・サージェント、フランコ・コラピントがかなりの数のマシンを廃車にし、合計で約1110万ドル(約16億8000万円)となった。ブラジルでは、週末に3度の重大なクラッシュが発生し、グローブを拠点とするチームにとって最悪の事態となった。ピエール・ガスリーは0という珍しい数字となっているが、正確ではない。日本GPではチームメイトのエステバン・オコンと接触し、フロアにダメージを負った。しかし、ガスリーはトラブルをほとんど起こさず、素晴らしいシーズンを送った。角田裕毅は、215万ドル(3億2800万円)で7位にランクインした。2024年F1 事故損害額(ドル)1.セルジオ・ペレス(4,861,000)2.アレックス・アルボン(4,664,750)3.フランコ・コラピント(3,436,000)4.ジョージ・ラッセル(3,329,000)5.カルロス・サインツ(3,101,000)6.ローガン・サージェント(3,008,000)7.角田裕毅(2,159,000)8.フェルナンド・アロンソ(1,959,000)9.ランス・ストロール(1,887,000)10.エステバン・オコン(1,625,000)11.ケビン・マグヌッセン(1,420,000)12.周冠宇(1,419,000)13.ダニエル・リカルド(1,222,000)14.シャルル・ルクレール(1,207,000)15.マックス・フェルスタッペン(910,000)16.オスカー・ピアストリ(575,000)17.ルイス・ハミルトン(545,000)18.ニコ・ヒュルケンベルグ(475,000)19.ランド・ノリス(422,000)20.バルテリ・ボッタス(375,000)21.リアム・ローソン(125,000)22.ピエール・ガスリー(0*)※ランキングは調査に基づいたものであり、公式な数字ではないことにご注意ください。エンジン故障に関するデータは含まれていません。
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