レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、2023年F1モナコGPの決勝を16位で終えた。予選Q1でクラッシュし、グリッド最後尾からのスタートとなったセルジオ・ペレスは、追い抜きが極めて困難なモナコ市街地コースで苦しいレースを強いられ、入賞圏外の16位でチェッカーを受けた。
「最近では記憶にないくらい最悪の週末だった。すべてが間違った方向へ進んでしまい、今日は自分が予選で犯した残念なミスの代償を支払うことになった。今日だけでなく、週末全体のパフォーマンスに心底落ち込んでいる。昨日が大きなダメージになることは分かっていた。最終的に25ポイントを失ってしまった」とセルジオ・ペレスはコメント。「今日のコンディションはトリッキーで、雨が降り始めれば上手くいくかもしれないという希望もあったけれど、実際はそうならなかったので残念だ。昨日の時点で相当なダメージを負っていたので、違ったやり方ができたとは思えない。散々な週末だったので、とにかくこのレースから立ち直りたい」「チャンピオン争いにはまだ望みを持っているけれど、再びノーポイントでレースを終えられないことは分かっているので、バルセロナでは通常の状態に戻れることを心から願っている。この先の数レースでパーフェクトなパフォーマンスを続ける必要があるし、一刻も早く優勝を掴み取らなければならない。数日後にまたレースが控えていることは嬉しい」