レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、F1オーストラリアGPの予選第1パートQ1で脱落。「パッセンジャーになった」とマシンの問題を疑った。セルジオ・ペレスはアルバート・パークで行われた最終プラクティスで、何度もコースアウトを喫し、その問題は予選でも続いた。
Q1で代表的なタイムを出す前に、ペレスはターン3の右コーナーで大きくロックしてコースから滑り落ち、グラベルトラップにはまり込んで動けなくなり、セッションは早々に終了して20番手スタートとなった。サウジアラビアGPで優勝した後、ポールポジションを獲得したレッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンとドライバーズチャンピオンシップでわずか1ポイント差のペレスは、クラッシュの原因と考えられる問題について説明した。「FP3で少し技術的な問題があり、修正したと思っていたが、明らかに修正されていなかった」とペレスは語った。「コースに出てしまってから何かをするのはとても難しかった。ブレーキに触れた途端、パッセンジャーになった」「ブレーキング時にブレーキバランスがかなり前方に移動してしまう問題で、明日はチームとしてこの問題を解決し、レースでダメージを最小限に抑えることができることを願っている」ペレスはこの問題について「あまり詳しくは言いたくない」としながらも、レッドブルがグランプリまでにきちんと問題を解決してくれることを確信していると語った。「この問題を克服し、強力なレースペースを発揮できるようになるとチームを全面的に信頼している」とペレスは付け加えた。レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ペレスがQ1で「かなりハードにプッシュし、残念ながらグラベルに突っ込んだ」後、チームは潜在的な問題をチェックしていると語った。「彼は今日、ひどい一日を過ごした」とホーナーは認めた。ジェッダではフェルスタッペンが15番グリッドから2位まで挽回することができたが、ホーナーはメルボルンではオーバーテイクが難しいことを考えると、ペレスにとってはより厳しい状況になるとの見方を示している。ペレスも「オーバーテイクは難しくだろう」と同意。また、レッドブルの脆弱性とチャンスが与えられたときのライバルの競争力を示した語った。.「予選のマージンは、全員がどれだけ近いかを示している」とペレスは語った。「毎週土曜日と日曜日にそれをまとめることができなければ、競争は非常に激しくなる」
全文を読む