レッドブル・レーシングのF1ドライバーであるセルジオ・ペレスが、F1カナダPGの予選Q2でのクラッシュで首を負傷し、現在、治療を受けていることを明かした。セルジオ・ペレスは、ウェットコンディションで行われたF1カナダGPの予選Q2で、ターン3でタイヤをロックさせ、TecProバリアに突っ込んだ。ペレスは自分のミスの責任を負い、チームを失望させたと謝罪していた。
クラッシュを無傷で切り抜けたように見えたセルジオ・ペレスだったが、数時間後、首の痛みを感じ始め、今週初めに適切な治療が必要になるまで悪化した。ギアボックスの故障によりわずか7周でF1カナダGPからリタイアしたことで、首がさらに緊張するのを防いだようだ。。「このような悪い日の後、週の初めはいつも大変だけど、僕は元気だ」とセルジオ・ペレスはFox Sportsに語った。「首は回復している。クラッシュ後、強い拘縮に苦しんだ。クラッシュの瞬間は感じなかった。とても痛かったけど、全体的に僕は元気だし、何も問題はない」来週のレースはシルバーストンで行われるF1イギリスGP。セルジオ・ペレスはレイアウトの高速性だけでなく、多くのドライバーがバンピーな乗り心地になると予想しているおり、それに対処するためには強い首が必要になる。「現在、首に負った強い拘縮に取り組んでおり、運動はしていない。シルバーストンで100%になるように、純粋な首の治療を受けている」「体は常に異なる状態にあるし、すべてのレースで準備の仕方は異なる。より多くの有酸素運動が必要なときもあれば、筋力や持久力を鍛えなければならない時がある」「だから、いつも異なることに取り組んでいる。連戦では、とても短い時間で回復しなければならない」モントリオールでのリタイアにもかかわらず、セルジオ・ペレスはドライバーズランキングで2位を維持しているが、レッドブル・レーシングのチームメイトである首位のマックス・フェルスタッペンに46ポイント差、ランキング3位のフェラーリのシャルル・ルクレールにわずか3ポイント差となっている。
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