元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、F1アブダビGPでセルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに与えサポートは、自分がF1を戦っていた時代ならば好意的に受け止められることはなかっただろうと語る。ファン・パブロ・モントーヤが、2001年から2006年までF1に参戦。その時代の支配的なドライバーであるミハエル・シューマッハとの激しいバトルが記憶に残っている。
セルジオ・ペレスは、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンの最終決戦となったF1アブダビGPでハミルトンを数周にわたってディフェンスし、自分のレースを犠牲にしてフェルスタッペンがギャップを縮める手助けをした。最終的にルイス・ハミルトンを倒してF1ワールドチャンピオンを獲得したマックス・フェルスタッペンは、セルジオ・ペレスに役割に敬意を表し、それがタイトルレースの運命を形作ったと称賛した。セルジオ・ペレスの行為は広く称賛されているが、ファン・パブロ・モントーヤは別の見方をしている。「今、人々がその角度からそれを見ているなんて可笑しなものだ。『何てことだ! チェコが関与してマックスを助けたのは良いことだ』とね。僕も彼はマックスのためにとても良い仕事をしたと思っている」とファン・パブロ・モントーヤはMotorsport TVに語った。「20年前にセカンドドライバーがそんなことをしたら、彼は叩かれていただろう。ルーベンス(バリチェロ)がミハエル(シューマッハ)を助けたら、誰もが『何てことだ! なぜミハエルを助けているのか? 勝利、ポジションをあきらめましたのか?』と言っていただろうね」「当時であれば、それは大きなドラマだったけど、今日では彼らは『彼は彼を助けた。彼は邪魔をした。そして、彼がそれをしたのは良いことだ』と言う。視点の問題だ」元ウィリアムズとマクラーレンのF1ドライバーであるファン・パブロ・モントーヤは、何がファンやメディアの視点を変えた思うかとの質問に「わからないけど、かなりクレイジーなことだと思う」と語った。「正直、マックスを応援しているなら、“チェコ”が彼を助けたことはセンセーショナルだと思うだろう。でも、ルイスを応援しる、もしくは中立だったら、なぜ彼が関与したのか不思議に思うだろう」ルイス・ハミルトンとのバトルについてファン・パブロ・モントーヤは「レースをしようとするけど、本気で邪魔をしたいやり方でレースをする。ルイスはそれに乗っかって、クラッシュすれば、レーシングインシデントと呼ばれ、レッドブルがそれを当てにすることを分かっている」とコメント。「レッドブルはタイトルを得るためにすべてのカードをプレイし、最終的に彼らは勝った。運は彼らの味方だった。彼らが正しい決定を下したかどうかは分析するFIA次第だ」