セルジオ・ペレスは、レーシングポイントが2019年のF1世界選手権で“ビッグサプライズ”を起こすと予測してる。フォース・インディア改めレーシングポイントは2月13日(水)、新オーナーのローレンス・ストロールの母国カナダで体制発表会を開催。タイトルスポンサーとしてスポートペサを迎え、『スポートペサ・レーシングポイントF1チーム(SportsPesa Racing Point F1 Team)』としてスタートを切った。
2014年以来チームのドライバーを務めてきたセルジオ・ペレスは、財源を確保できたことでチームの真価が発揮されることになると語る。「今までに経験したことのある他のチームで、このレベルのモチベーションを経験したことはない」とセルジオ・ペレスは Sky Sports F1 にコメント。「何年もの間、僕たちは困難な時期を経験してきたし、常に現金やパーツなどが不足していた。今、僕たちはやっと適切なチームとなったし、今シーズンはビッグサプライズになる可能性がある」「チームの期待は本当に高いし、とても楽しみにしています。」レーシングポンントのマネジメント陣は、コンストラクターズ選手権4位を取り戻すことを短期間な目標に掲げている。これはチームが財政を圧迫していたにもかかわらず、2016~17年に達成したポジションだ。レーシングポイントのチームプリンシパルを務めるオトマー・サウナウアーは「我々過去3年間のうち2年間でそれを達成した。財政的な問題がなければ、昨年も達成できたと思っている。難しい仕事であるが、我々にとって達成可能な目標だと思っている」とコメント。「ルノーもそれを狙っている。過去にチャンピオンシップを獲得し、優れたドライバーラインナップ、より多くの予算、より良いインフラ、より多くの人材を備えている。彼らを倒すことは称賛に値するだろう。だが、それが我々がやろうとしていることだ」「ハースもそれを目標にしているし、マクラーレン、レッドブルとより多くを共有することになるトロロッソ、そして、昨年最高のパフォーマンスを見せたアルファロメオも過小評価することはできない」レーシングポイントは、F1で頂点を目指すとの目標のもと、シルバーストンに新たなファクトリーを建設を計画している。「新しいファクトリーの準備をしている」とオトナー・サウナウアーは確認した。「しかし、ファクトリーを建設する前に土地が必要なので、それをなんとかしなければならなかった。土地が必要であり、計画が必要であり、計画が承認される必要がある。構築するものが最新のものであること、次のレベルに引き上げるために必要なリソースとインフラストラクチャを確認し、どのようなものを構築するかを理解する必要がある」これまでのところ、スタッフ数の増加は少ないものの、オトマー・サフナウアーは、チームが人員を“75~100人増やしても”2021年以降のF1予算の上限を“まだ下回っている”と語る。「フライ級からミドル級に移行するにはビジネスに多くのインフラストラクチャとツールを追加する必要があり、それには時間がかかる」
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