セルジオ・ペレスは、マクラーレンとの交渉が始まったのは数週間前だったことを明かした。セルジオ・ペレスは、ルイス・ハミルトンのメルセデス移籍で空白になったシートを埋めるカタチで2013年からマクラーレンに加入する。マクラーレンへの移籍はかなり素早く決まったように見えるが、セルジオ・ペレスはしばらくの間マクラーレンのチーム代表と議論を続けていたと述べた。
「以前に交渉はあったが、(その時は)僕のチャンスやオプションについてあまり多くの情報を与えたくはなかった」とセルジオ・ペレスはコメント。「質問はあまりされなかったけど、そうしていたらかなり多くの質問があっただろう」「このチャンスを与えてくれたチーム(マクラーレン)に感謝している。高い位置でこのチーム(ザウバー)を離れたい」セルジオ・ペレスは、フェラーリとも将来について議論したが、最終的にチャンスはなかったと述べた。「彼らが僕の欲しいのかどうかは決して明らかではなかった」「彼らにとって決定は難しかったし、彼らはフェリペ(マッサ)に満足していると思う。彼は良いドライバーだし、証明されたドライバーだ」「僕にはフェリペのような保証はない。それが僕が彼らにとってのオプションではなかった理由だ。チャンスは決して来なかった...」ルイス・ハミルトンの後任になる気持ちについて質問されたルイス・ハミルトンは「もちろん、ルイスはグリッドで最速のドライバーのひとりだと評価しているし、それはまったく簡単なことではない」とコメント。「彼は、僕が満たすには非常に大きな靴だということはわかっている。最高の結果を出して、この素晴らしいチームとともにチャンピオンシップに勝てるように懸命に働いていく」「勝てるクルマがある場合、マクラーレンには全てのレースに勝つという以外の選択肢はないと思っている。懸命に働いて、チームのために全力を尽くさなければならない。シーズンが終われば、それをする準備はできている」関連:マクラーレン、セルジオ・ペレスとの契約を発表