マノーは、2016年も現在のドライバーラインナップを継続するようだ。最終戦アブダビGPでは、ロベルト・メルヒがマシンに戻ったが、それは新しいレギュラードライバーであるアレキサンダー・ロッシがGP2に参戦したため、その代役を務めたにすぎない。アレキサンダー・ロッシは「F1にいる実力があることを示せたと思うし、シートを維持することに自信を持っている」とアブダビで述べている。
シーズンを通してもうひとつのコックピットを占拠してきたウィル・スティーブンスは「来年は全てがいい感じに思える」と認めている。「僕がいる場所、チームとの場所をかなり快適に感じている」今年、2014年のフェラーリ製エンジンを搭載していたマノーは、2016年からメルセデスの最新エンジンを搭載する。これに伴い、マノーは2016年のコックピットの料金を引き上げたとみられている。Auto Motor und Sport は、マノーは2016年のシートを1000万ドル(約12億円)に設定してると報じている。2015年にリザーブドライバーと務め、DTMチャンピオンに輝いたパスカル・ウェーレインのシートを探しているメルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフはマノーのシート価格につちて「チームの競争力は上がるはずであり、価格もそうなるだろう」と認めている。しかし、トト・ヴォルフは、1000万ドルは支払うには高すぎることを示唆した。「我々にはドライバー予算があるが、そのようなスケールではない」とトト・ヴォルフは Auto Motor und Sport に述べた。
全文を読む