NASCARチームのオーナーであるジーン・ハースのF1参戦をバーニー・エクレストンが支持し始めた。ハースは2015年以降に参戦する新規F1チームの募集に名乗りを上げている。 ハースの参戦が承認されれば、1977年のペンスキー以来のアメリカF1チームの誕生となる。また、2007年以降、F1にはアメリカドライバーがいない。
バーニー・エクレストンは、1月にハースの試みが成功する可能性は“ほとんどない”と言っていた。3月にジーン・ハースはFIAと面談したが、決定は無期限延期となっている。だが、バーニー・エクレストンは、ジーン・ハースの経済力を認めており、エンジニアリング会社ハース・オートメーション(Haas Automation)の10億ドル(約1,037億円)の年間収入が投じられれば、エントリーが認められる可能性が高いと考えている。バーニー・エクレストンは「ハースは承認されるだろう」と Independent に述べた。「彼らには資金がある。ただし、彼らにそれを投資するつもりがあるかどうかだ。10億あれば、新規チームは4年持つ。ハースと話をしたが、彼らがどうするのかはわからない。なにせアメリカだからね。私にはわからないよ」 アメリカのF1チームが参戦すれば、カリフォルニアでのグランプリ開催を希望するバーニ・エクレストンにとっては良い後押しになるだろう。