中嶋一貴が、鈴鹿で開催されたフォーミュラ・ニッポン開幕戦で3位表彰台を獲得した。今年、PETRONAS TEAM TOM’Sからフォーミュラ・ニッポンに参戦する中嶋一貴は、前日の予選Q1で敗退して14番手からスタート。だが、4周目にピットインするという戦略が見事に当たり全車がピットインした際には3位に浮上。
その後はタイヤを労わりながらもコンスタントにタイムを重ね、3位表彰台を獲得した。優勝はアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)、2位には小暮卓史(NAKAJIMA RACING)が続いた。中嶋一貴「作戦通りでした。昨日の予選まで・・・と言うか今日の朝までちょっと苦戦気味だったので、昨日の予選は本当にルーキーらしいというか・・・思った以上に悪い結果だったんで、今日のレースに関してロングランがどこまでいけるか未知数でしたけど、作戦的に最初に入って単独でプッシュして、最後タイヤが持つものを祈るだけしかできなかったんで、それをきっちりとやれて3位までこれたっているのは運もあると思いますけれど、凄いいいレースができましたし、今回地元からたくさんの応援に来てもらってますし、日本に帰ってきてすごい温かく迎えてもらって、本当に表彰台自体もすごく久しぶりなんで、素直に嬉しいです。去年1年レースができなくて、実際レース距離もテストで事前に走ることもなく、ぶっつけだったんで、体力的にもどうかなと思ってんですけれども、まったく問題なく気持ちよく走れたんで、この勢いをうまくシーズンにうまく生かして、シリーズを通して盛り上げられるように頑張りたいですし、今日はアンドレに負けちゃったんで、次はアンドレの前にいけるように頑張りたいと思います」
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