中嶋一貴が、F1ルーキーイヤーの前半戦を振り返った。日本人唯一の現役F1ドライバーとなった中嶋一貴は、現在チームメイトのニコ・ロズベルグと同じポイントを獲得している。一貴、11レース目で、8ポイントを獲得しています。ルーキーシーズンとしては悪くないですね。満足していますか?もちろん、これまでのシーズンと結果にはとても満足してます。僕は4ポイント獲得し、それは正直、予想以上ですね。とても満足しています。
予想以上と言いましたが、あなたはどんな予想をしていたのですか?ポイントに近づくのはとても厳しいと思っていました。実際にとても厳しいですけど、適切な時に取れたと思います。例えば。オーストラリアはとても幸運でしたけど、バルセロナは4ポイントにふさわしい仕事をしたと思っています。モナコとシルバーストンの2つのレースは、とても難しいレースでしたけど、僕はフィニッシュし、ポイントを獲得することができました。現時点で、普通の予選ではポイントを獲ることは非常に難しいことをわかっているし、シルバーストンのようなレースが必要なのは明らかです。でも、チャンスのときに僕はそこにいました。経験豊富なチームメイトのニコ・ロズベルグも8ポイントです。同ポイントであることに驚いていますか?はい。驚いているけど、彼はモナコやモントリーオールのようなポイントを獲るべきレースで悪いレースをしました。でも、最終的に何ポイントかがものを言うので、僕にとって、チームメイトと同じであることは素晴らしいことですね。ルーキーとして、かなり満足しているし、自信になっていると言えます。結果は、最初の数レースでマシンがより競争的だったことを示していますね。その見解について話してもらえますか?なぜ今、マシンのパフォーマンスが落ちてきていると思いますか?理由がなにかは、はっきりとはわかりません。他のチームがマシンをより早く開発しているのかもしれない。バルセロナから僕たちは予選でプッシュするのが困難になったと言えます。でも、モナコやモントリオールのようなサーキットは、僕たちのマシンに合っているし、向こう数カ月は良いレースも悪いレースもあると思いますね。サーキットによりますね。ハンガリーでF1マシンをドライブするのは初めてですね。経験不足が不利になると思いますか?はい。F1マシンでは初めてです。でも、僕は昨年ここでGP2のレースをしているので、完全に知らないサーキットではありません。確かに、長年ここでレースをしている他のドライバーと比べると、少しハンディがあるかもしれません。でも、それほど重要だとは思いません。僕たちはファクトリーでシミュレーションしているし、僕はそれでかなり多くの作業をしています。先週のテストでは、今回のレースのためのセットアップ作業をして、このサーキットがFW30に合っていると述べていましたね。どんなこと集中していましたか?ここのサーキットは、グリップが低くソフトタイヤのモナコやモントリオールのようなサーキットで、このような状況で僕たちはかなり良いので、日曜のレースに期待しています。ヘレスのサーキットは、今回とはかなり異なるけど、僕たちはいくつかのセットアップをテストしたし、テストが成功したかは、この数日で示すことができるでしょう。シーズンの後半になり、ルーキイヤーの目を見開くような興奮は若干おさまったに違いありません。もうチームとパドックには順応しましたか?はい。ますますそう感じています。1年以上チームと過ごして、とても居心地良く感じています。はい、F1ドライバーになったという興奮は、通常の仕事モードに変わりました。今はチームのみんなの名前もほとんどわかっています!あなたの父親は、そのプロセスにおいてどんなアドバイスをくれましたか?正直なところ、それほどでもないです。彼がくれたアドバイスは、精神的な強さとドライバーとしての姿勢です。彼がレースをしていた頃からかなり長い時間が経っているし、今日のマシンは、父が運転していたマシンとは異なるので、運転についてはあまりないです。あなたは今、現役で唯一の日本人F1ドライバーです。この事実は、あなたの人生をどう変えましたか?あまり違いはないのでわからないです。でも日本では違うかもしれません。長い間、日本にいないので、帰国したときに変化を感じるかもしれません。たぶん今はより責任を持っています今週末のあと、F1は年1度の夏休みに入ります。あなたの予定はどんなものですか?前半戦の終わりだと思うので、ただリラックスして、後半戦のために、とっても暑いバレンシアでのレースの準備を始めるつもりです。リラックスするために日本に帰る予定です。たぶん、そのときに日本人唯一のドライバーである違いを感じるでしょう。今週末も暑い中でのレースになるでしょう。あなたは自身を持っていますが、予選とレースで何位にいると予想しますか?今回は“僕たちの”サーキットだと確信しているので、ポイント圏内でフィニッシュすることが目標です。予選に関しては、トップ10により近いタイムを記録すれば、レースではいくらかポイントを持ち帰ることができると思います!個人的に熱さにはどう対処しますか?なにか秘密の戦略はありますか?特にないです。フォーミュラはたくさん飲んでいるし、個人的にすることは、ひんやりと爽やかな感覚でスタートに向かうためにモーターホームの自分の部屋でクールダウンすることです。汗は後できますね!