2019年のMotoGP公式テストが2月8日にセパン・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がトップタイムを記録した。ダニロ・ペトルッチは転倒を喫したものの、昨年ホルヘ・ロレンソが記録したオフィシャルテストのベスト周(1分58秒830)を0.591秒更新する1分58秒239を刻み、総合トップタイムを記録した。
3日間連続のドライコンディションの中、フランセスコ・バグナイア(アルマ・プラマック・レーシング)が0.063秒差で2番手に記録して、インディペンデントチームライダー勢と新人勢の最高位に進出。チームメイトのジャック・ミラーが0.127秒差に3番手タイムをマーク。ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが0.299秒差の4番手を記録してドゥカティ勢がトップ4を独占。ティト・ラバットは14番手、カレル・アブラハムは20番手だった。ヤマハ勢では、マーベリック・ビニャーレスが最多の79周を走行して0.405秒差の5番手。フランコ・モルビデリが0.902秒差の8番手、バレンティーノ・ロッシが0.916秒差の10番手。ファビオ・クアルタラロは初めてロングラン(連続17周)を行って16番手。ホンダ勢は、カル・クラッチローが0.541秒差の6番手タイムを記録して2日間連続でホンダ勢の最高位タイムを記録。中上貴晶は0.909秒差の9番手。マルク・マルケスは0.931秒差の11番手だった。アプリリアは、アレイシ・エスパルガロが0.783秒差の7番手、アンドレア・イアンノーネは口内炎が原因で走行をキャンセルした。スズキは、アレックス・リンスが0.941秒差の12番手、ジョアン・ミルが15番手。ヨハン・ザルコは1.401秒差の17番手で2日間連続してKTM勢の最高位タイムを記録。ポル・エスパルガロは18番手、ミゲール・オリベイラは19番手、ハフィス・シャーリンはレギュラーライダー勢の最後尾21番手だった。MotoGPクラスの11チームは、このあと開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットに再集結。23日から3日間のオフィシャルテストを実施する。Pos.No.ライダーチームバイクタイム19ダニロ・ペトルッチミッション・ウィナウ・ドゥカティドゥカティ1分58秒239263フランセスコ・バグナイアアルマ・プラマック・レーシングドゥカティ1分58秒302343ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシングドゥカティ1分58秒36644アンドレア・ドヴィツィオーゾミッション・ウィナウ・ドゥカティドゥカティ1分58秒538512マーベリック・ビニャーレスモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハ1分58秒644635カル・クラッチローLCRホンダ・カストロールホンダ1分58秒780741アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリア1分59秒022821フランコ・モルビデリペトロナス・ヤマハSRTヤマハ1分59秒141930中上貴晶LCRホンダ・イデミツホンダ1分59秒1481046バレンティーノ・ロッシモンスターエナジー・ヤマハMotoGPヤマハ1分59秒1551193マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チームホンダ1分59秒1701242アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスタースズキ1分59秒180136ステファン・ブラドルホンダ・テスト・チームホンダ1分59秒3681453ティト・ラバットレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ1分59秒4851536ジョアン・ミルチーム・スズキ・エクスタースズキ1分59秒4861620ファビオ・クアルタラロペトロナス・ヤマハSRTヤマハ1分59秒497175ヨハン・ザルコレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM1分59秒6401844ポル・エスパルガロレッドブルKTMファクトリー・レーシングKTM1分59秒7511988ミゲール・オリベイラレッドブルKTMテック3KTM1分59秒9492017カレル・アブラハムレアーレ・アビンティア・レーシングドゥカティ2分00秒3782129アンドレア・イアンノーネアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニアプリリア2分00秒5102266ミカ・カリオレッドブルKTMファクトリー・レーシング・テストチームKTM2分00秒5232355ハフィス・シャーリンレッドブルKTMテック3KTM2分00秒7662431ヤマハ・テスト1ヤマハ・テスト・チームヤマハ2分00秒9652550シルバン・ギュントーリスズキ・テスト・チームスズキ2分00秒9902638ブラッドリー・スミスアプリリア・ファクトリー・レーシングアプリリア2分00秒9952732ヤマハ・テスト2ヤマハ・テスト・チームヤマハ2分01秒2432885津田拓也スズキ・テスト・チームスズキ2分03秒276