MotoGP 第14戦 アラゴンGPの決勝レースが9月23日(日)にモーターランド・アラゴンで行われ、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が優勝を飾った。30.5℃、45.8℃のドライコンディションで23周のレースはスタート。1コーナーでポールポジションからスタートしたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がハイサイドを起こして転倒リタイアするという波乱の幕開け。ロレンソはこの転倒で右足の親指を脱臼した。
ホールショットを奪ったのは3番グリッドからスタートしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。だが、すぐにアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を奪う。その後ろではアレックス・リンスとアンドレア・イアンノーネのスズキ勢がチームメイト同士で3位争いを繰り広げる。5番手にはダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が続きチャンスを狙う。レースはしばらく膠着状態が続いたが、残り10周でマルク・マルケスが12コーナーでアンドレア・ドヴィツィーゾを抜いてトップに浮上。だが、2周後に再びドヴィツォーゾがポジションを取り戻す。バトルの間にアンドレア・イアンノーネが上位2台との差を縮める。残り4周で上位3台が3つ巴の戦いを展開。だが、ドヴィツィオーゾ、マルケス、イアンノーネの順は変わらない。抜きつ抜かれつのバトルのなか、残り3周でマルク・マルケスがトップに浮上。そのままリードを守りトップでチェッカー。4戦ぶりとなる今シーズン6勝目、アラゴンでは3年連続の優勝。2位にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ、3位にはアンドレア・イアンノーネが入り、表彰台を獲得した。以下、アレックス・リンス(スズキ)、ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、アレイシ・アスパルガロ(アプリリア)、ダニロ・ペトルッチ(アルパ・プラマック)、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)、ジャック・ミラー(アルマ・プラマック)、マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ)までがトップ10入り。中上貴晶(LCR・ホンダ)は12位でフィニッシュし、今シーズン7度目のポイントフィニッシュを果たした。ランキングはマルク・マルケスが2461ポイントでトップ。2位には174ポイント差でアンドレア・ドヴィツィオーゾ、3位には159ポイントでバンレンティーノ・ロッシ、4位には130ポイントでホルヘ・ロレンソとなっている。2018年 MotoGP 第14戦 アラゴンGP 決勝 結果順位No.RiderTeam193マルク・マルケスレプソル・ホンダ・チーム24アンドレア・ドヴィツィオーゾドゥカティ・チーム329アンドレア・イアンノーネチーム・スズキ・エクスター442アレックス・リンスチーム・スズキ・エクスター526ダニ・ペドロサレプソル・ホンダ・チーム641アレイシ・エスパルガロアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ79ダニロ・ペトルッチアルマ・プラマック・レーシング846バレンティーノ・ロッシモビスター・ヤマハ MotoGP943ジャック・ミラーアルマ・プラマック・レーシング1025マーベリック・ビニャーレスモビスター・ヤマハ MotoGP1121フランコ・モルビデリエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1230中上貴晶LCR・ホンダ・イデミツ1338ブラッドリー・スミスレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシング145ヨハン・ザルコモンスター・ヤマハ・テック31517カレル・アブラハムアンヘル・ニエト・チーム1645スコット・レディングアプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ1712トーマス・ルティエストレージャ・ガルシア・0,0・マーク・VDS1855ハフィス・シャリンモンスター・ヤマハ・テック31910ザビエル・シメオンレアーレ・アビンティア・レーシング2081ジョルディ・トーレスレアーレ・アビンティア・レーシングRT35カル・クラッチローLCR・ホンダ・カストロールRT19アルバロ・バウティスタアンヘル・ニエト・チームRT99ホルヘ・ロレンソドゥカティ・チーム
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