MotoGP 第14戦 アラゴンGPの決勝レースが25日(日)、モーターランド・アラゴンで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが独走で優勝。マルク・マルケスは、第9戦ドイツGP以来5戦振り、今季4勝目、最高峰クラスで28勝目、当地で2013年以来3年振り3勝目を挙げ、レジェンドライダー、ミック・ドゥーハンの通算54勝目に並んだ。
気温22度、路面温度36度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末5度目の1番手に進出したポールポジションからスタートしたマルク・マルケスは、3ラップ目に5番手までポジションを落としたが、10ラップ目の2番手、12ラップ目にトップの座を奪回。3番グリッドのホルヘ・ロレンソは、2.740秒差の2位に入り、2戦連続8度目の表彰台を獲得。6番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5.983秒差の3位に入り、4戦連続8度目の表彰台を獲得。2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、8.238秒差の4位。今季5度目のトップ4に進出すれば、5番グリッドのカル・クラッチロー、7番グリッドのダニ・ペドロサ、8番グリッドのアレイシ・エスパルガロ、11番グリッドのポル・エスパルガロ、14番グリッドのアルバロ・バウティスタ、12番グリッドのステファン・ブラドルがトップ10入り。4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾは、32.448秒差の11位。負傷代役として起用された17番グリッドのミケーレ・ピロ、13番グリッドのエクトル・バルベラ、16番グリッドのユージン・ラバティが続き、19番グリッドのニッキー・ヘイデンがポイント圏内の15位でフィニッシュ。チャンピオンシップは、総合1位のマルク・マルケスが総合2位のバレンティーノ・ロッシに対して、アドバンテージを43ポイント差から52ポイント差に拡大した。次戦日本GPは、ツインリンクもてぎで10月14日に開幕、16日に決勝レースが行われる。