中上貴晶は、バルセロナで行われたIDEMITSU Honda LCRのフルタイムのライダーとして最後のグランプリを17位で終えた。今日のレースは、貴晶とLCRチームにとって一つの時代の終わりを告げるものとなった。7シーズンにわたる努力、喜び、苦難、情熱、そして忘れられない思い出を経て、二人三脚の最後のレースを完走した。
中上貴晶は最後まで気持ちを切らさず、周回を楽しむことに集中し、自身のパッケージで最善を尽くしてフィニッシュ。その後ガレージでチームと最後の瞬間を噛みしめた。「もっと良い結果を望んでいましたが、難しい状況だったので、レースを完走し、バイクとともにピットに戻ることだけに集中しました」と中上貴晶はコメント。「これが最後のレースなので、それが主な目標でした。LCRチーム、HRC、そしてIDEMITSUには、これまでのシーズンでの仕事とサポートに心から感謝しています。彼らは常に私の心にいますし、彼らと共有した素晴らしい思い出は決して忘れません」LCRチームは「中上貴晶の長年にわたる揺るぎない献身、困難に対する前向きな姿勢、常に持ち続けた闘志、そしてシーズンを通じて関わったすべてのメンバーに対する思いやりに深く感謝しています。彼の新たなステージでの活躍を心より願っています」と語った。
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